白い天井
十七年間、七音の世界は病室の白い天井だった。生まれてから一度も声を出したことのない彼女。その小さな視線に気づく人がいた。
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『世界が終わってもオシャレをしたい — アラハト2041』の世界を映像で紹介します。
現実では身体を自由に動かせず、声を出すこともできない七音。
仮想世界へ接続した彼女は、初めて自分の手を動かし、自分の声で言葉を伝える。
アバター「しちべえ」の姿を選び、自分の「好き」を初めて形にする。これは、七音が自分の世界を一歩ずつ広げていく物語です。
七音が白い病室から仮想世界へ踏み出し、自分の声と身体、『しちべえ』の姿を手にして、初登校でアラハトとリゼに出会うまで。現在制作されている第1章から第6章を、場面画像とともに紹介します。
十七年間、七音の世界は病室の白い天井だった。生まれてから一度も声を出したことのない彼女。その小さな視線に気づく人がいた。
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2033年秋、舞鶴の海へ落下した結晶体・アラリウム。その研究を託された暦は、バーチャルを憎みながらも、七音の未来のために、その可能性と向き合う。
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仮想世界で、七音は初めて自分の手を自由に動かし、自分の声で言葉を伝える。十七年間、胸の内にあった思いが、ようやく世界へ届く。
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暦が七音に渡したのは、かつて使われていた古いアバター『しちべえ』。七音は一目で心を惹かれ、その姿を変えずに使うことを選ぶ。
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2041年春。七音は、仮想空間に校舎を持つワールドクロスフィールド・アカデミーへ入学する。父が選んだ白いワンピースをまとい、倉橋の「いってらっしゃい」に初めて「いってきます」と応え、生まれて初めての登校へ踏み出す。
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式場でただ一人、白いワンピース姿だった七音。同級生のリゼが声をかける。「かわいい」――その一言が、間違いだと思っていた白を、見つけてもらうための色へ変えていく。
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ファッションショー、


AVATAR / しちべえ
十七歳。現実では身体を自由に動かせず、声を出すこともできない。仮想世界で初めて自分の手を動かし、自分の声で話す。アバターは「しちべえ」。


FATHER / RESEARCHER
七音の父で、アラリウムを研究する物性物理学者。バーチャルを強く憎みながらも、娘の未来のために、その可能性と向き合う。

NURSE
七音の小さな変化を誰より早く察知し、そばで見守る看護師。

CLASSMATE / FASHION CLUB
本名はリーゼロッテ。登校初日、しちべえの姿で立ち尽くす七音に「かわいい」と声をかけ、バーテックス・ファッション部へ誘う同級生。
七音は、仮想世界で声と身体を手にし、自分の「好き」を選び始める。父・暦もまた、娘の未来を信じ、自らの価値観を変えていく。
七音が自分の手を動かし、自分の声で話せる場所。アバター「しちべえ」の姿で学園へ通う。
七音が自分の「好き」を選び、誰かと分かち合うための表現。
七音のそばに現れる謎の球体。その正体は、物語の中で少しずつ明かされていく。